▶.ネットワーク品質の管理・向上 P26
▶.製品・サービスへの責任 P29
▶.カスタマーリレーションシップマネジメント P32
▶.ブランド管理 P36
▶.イノベーションマネジメント P37
▶.成長市場での取り組みについて P41 KDDIの事業は、サービスのご利用者の皆さまだけでなく、
社会全体にも大きな影響を与えています。
KDDIは、国や地域をつなぐ、世の中に不可欠な通信事業を提供しているからこそ、 世界中のすべての人々がステークホルダーだと認識し、
安心・安全で快適な通信サービスや機器・端末を提供することはもちろん、 利活用の方法について丁寧にお伝えする姿勢も大切にしています。
事業を通じたCSR
(KDDIの製品・サービス)
ジメント体制のもとで、独自に定めた厳しい基準に従って設備運用体制を構 築・分析・改善することで、常に高品質で安定した通信サービスの提供に努め ています。
■.ネットワークサービス改善プロジェクト
KDDIは、お客さまの声をもとに課題を整理し、早期改善を目指す「ネット ワークサービス改善プロジェクト」を推進しています。プロジェクトでは、「営 業」「運用」「商品」「技術・設備」などの関連部門を横断した体制で迅速な問題 解決に取り組んでいます。
ネットワーク中断状況の頻度と期間
KDDIは、ネットワーク障害やメンテナンスなどにより、お客さまにご不便をお かけする通信・回線状況が発生した場合には、ホームページの「障害・メンテナ ンス情報」ページにてお知らせしています。
サービスエリアの拡大(基地局の整備)
KDDIは、24時間365日、安定した通信・通話環境の提供を使命としていま す。auの4G LTE通信網(800MHzプラチナバンド)は人口カバー率99%を 超えていますが、電波がつながりづらいとされる、繁華街や地下鉄、過疎地域 などにおいても「つながる」状況を目指し、基地局の整備をはじめ、さまざまな 取り組みを進めています。
商品品質・品質基準の策定・更新
(企画品質・設計品質・適合品質・運用品質)
商品品質に準じた設備の構築
(ネットワーク構築、監視設備、運用体制など)
品質基準の満足レベルを分析
(稼働率、故障率、お客さま満足度など)
品質基準を満たさない項目に対する対策実施
PLAN(Aim & Standard)
DO
CHECK
ACTION
ネットワーク品質の管理・向上
KDDIのアプローチ(ネットワーク品質の管理・向上)
いつでも、どこでも、快適に携帯電話・スマートフォンをご利用いただける通 信環境を提供することは通信事業者の使命です。携帯電話の基地局や固定 電話の交換機といった通信インフラの品質管理・向上から次世代ネットワー クの構築など、一つひとつ真摯に取り組むことで安心・安全な通信サービス を提供していきます。
ネットワークサービス品質管理体制
KDDIは、光ケーブルや携帯電話基地局などの通信設備を多数保有し、全国 に設置したテクニカルセンターなどの運用部門で保守・管理を行っています。 全国の通信状況は各オペレーションセンターにおいて24時間365日体制で 集中監視しており、障害が発生した際には適切な通信制御を行うとともに、 全国の保守部門と連携して復旧を行います。サービス品質に関しては、マネ
方針 体制
体制
KDDI
KDDI KDDI
KDDI
KDDI
方針 KDDI
障害・メンテナンス情報(個人のお客さま)
Website
障害・メンテナンス情報(法人のお客さま)
Website
「4G.LTE」エリアの拡大
KDDI、沖縄セルラー電話は、通信品質のさらなる向上のため、「4G LTE」 を採用しています。現在、4G LTE (800MHzプラチナバンド)(受信時最大 75Mbps)の人口カバー率は99%を超えており、離島や山間部でもサービ スを快適にご利用いただけます。
さらに高速の受信時最大150Mbps対応基地局も3万局以上設置しており、 2017年3月時点での人口カバー率は約90%に達しています。
基地局設置と地域の皆さまへの対応
KDDIは、携帯電話をご利用のお客さまへ安定した通話・通信環境を提供し、 豊かで安全、便利な暮らしの一助のために、エリア品質改善や新しいサービス への対応に必要となる携帯電話基地局の設置を全国各地で行っています。 安全で確かな設計と施工を行うために、携帯電話基地局設置の際には、電波 法、建築基準法など、各種関連法令ならびに各自治体の条例、指導要綱など を遵守しています。設置工事は、十分な実績を持つ指定工事会社によって、万 全の安全管理体制を確立して実施しています。また、設置工事の際、近隣の皆 さまへ工事車両の通行や騒音などによるご迷惑をおかけすると思われる場 合や、携帯電話基地局に関するお問い合わせなどをいただいた場合には、当 該基地局の概要や設置工事の内容などに関するご説明を行い、携帯電話基 地局の設置に、ご理解とご協力をいただけるよう努めています。
基地局機器の製造工場監査
基地局に設置されている機器に異常があると、エリア一帯におよぶ通信障害 体制
体制
体制 KDDIグループ
ネットワーク品質の管理・向上
電波の安全性について
■.KDDIのアプローチ(方針)
KDDIは、日本国内で提供する携帯電話端末および携帯電話基地局に関す る電波の安全基準として、電波法令の規定を遵守し、電波防護指針を下回る 電磁波レベルで運用しています。
■.体制
総務省では、より安全に電波を利用するために、「電波防護指針」を策定し、こ の指針にもとづく規制を導入しています。この電波防護指針は、世界保健機 関(WHO)が支持している国際的なガイドラインと同等であり、世界各国の 研究結果により安全な範囲とされる数値をもとに十分な安全率を見込んで 定められたものです。この指針値を満たせば安全性が確保されるというのが WHOなどの国際機関における専門家の共通認識となっています。 KDDIは、電波法に定められた電波防護指針や建築基準法など、各種関係法 令ならびに各自治体の条例にもとづく手続きを遵守して携帯電話基地局を 設計・施工するとともに、設備の保守・点検を定期的に実施して、携帯電話基 地局から発射される電波の安全性に懸念が生じないよう、細心の注意を払っ て運用しています。また、地域住民の皆さまには、携帯電話基地局設備から
快適なご利用環境の提供
KDDIは、お客さま一人ひとりへのきめ細やかな品質改善の取り組みとして、 au携帯電話をご利用しているすべてのお客さまを対象として、「電波サポート 24」という、電波問題に関してのアフターサポートサービスを提供しています。 このサービスは、お客さまからご自宅の電波改善依頼のお申し込みをいた だいてから24時間以内に訪問調査のご連絡を行い、後日、電波サポーター がお客さまのご自宅へ電波調査におうかがいし、「auフェムトセル」、「auレピ ータ」を用いて電波環境の改善を行うサポートサービスです。
「ご自宅」だけでなく、「屋外」や「オフィス・飲食店」などの改善要望も受け付け ています。2016年度の電波状況の改善策のご提案件数は約4万件でした。 今後もお客さまへの快適な通信環境の提供と通信エリアの改善に努めてい きます。
次世代・高速通信に向けての考え方
スマートフォン・携帯電話等の通信を支えるモバイルネットワークは、時代や ライフスタイルの変化にあわせ、第一世代(1G)から第四世代(4G)まで進化 してきました。お客さまに、いまよりもさらに高速で安定した通信サービスを 提供し、ICTネットワーク・インフラストラクチャの変革を飛躍的に進展させる ため、KDDIは次世代移動通信システムの研究開発に取り組んでいます。
活動
方針
KDDI
所属 一般社団法人 電波産業会 電波環境委員会および電波環境協議会 所属 国立研究開発法人 情報通信研究機構 NICT/EMC-net
人体の電磁界ばく露評価研究所 研究協力
mobi-kids Japan(携帯電話の健康影響調査研究)
KDDIグループ
■.KDDIが所属および研究に協力している団体
■.電波の安全性を確保するための研究について
KDDIは、2002年11月より株式会社NTTドコモ、ソフトバンク株式会社と共 同で、携帯電話の電波が生体に与える影響を評価するため、ヒト由来の細胞 を用いて実験を行いました。2005年には一部の実験結果について中間報告 を行い、2007年に「細胞レベルおよび遺伝子レベルでの電波の生体への影 響は確認されなかった」という最終報告を行いました。この研究は、電波が細 胞構造や機能に影響を与えてがん化するという主張を否定する科学的証拠 のひとつになるもので、携帯電話基地局からの電波の安全性についてあら ためて検証できたといえます。
今後も、携帯電話の電波が人体や医療機器などへおよぼす影響に関し、関連団体 などで実施される研究・調査・実験に積極的に関わっていくとともに、電波の安全性 に関する国内外の研究動向の把握に努め、的確な情報を皆さまにご提供します。 また、携帯電話端末の電波の安全性については、引き続きホームページなど で関連の情報を提供するとともに、携帯電話基地局の建設に際し地域の皆 さまから電波の安全性などに関するお問い合わせをいただいた場合には十 分な説明を行い、ご理解とご協力をいただけるよう努めています。
au電話の比吸収率について(SAR)
Website
mobi-kids
Website
電波サポート24
Website
につながることから、KDDIは基地局内で使用される機器に対しても品質管 理を徹底し、機器の製造工場への監査を実施しています。
工場監査では、製造工程や製造環境を厳しくチェックし、問題がある場合には 製造工場へ指摘を行い、設備故障の未然防止を徹底しています。
〈監査内容の具体的な事例〉
· 5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)管理されているか
· 静電気保護エリア内が規定値内で管理されているか
· 部品保管室内の温湿度管理が適正にされているか
· 組立手順ならびに外観検査内容が明確で、適正に対応されているか
送信される電波は、日本の電波防護指針で定められている電波防護基準値 を遵守していることをご説明しています。
携帯電話端末においても、電波法令に定められた電波の強度および電波の 人体吸収量に対する許容値を遵守したものをご提供しており、ホームページ 上で情報を開示しています。
方針・体制 KDDI
遠隔地での取り組み
KDDIは、過疎地・遠隔地においても、スマートフォンや携帯電話がいつ でもつながる状態を目指し、取り組みを進めています。KDDIの4G LTE
(800MHzプラチナバンド)は人口カバー率99%に達しており、2017年度 も人口カバー率のみならず、季節ごとに利用されるお客さまが増える観光地 などの対策も並行し、さらなる拡大に取り組んでいます。また遠隔地対策の 一例で、富士山での安心で快適な登山をサポートする取り組みのひとつとし て、KDDIでは毎年(2009年度以降)、山開き時期にあわせて富士山頂のエ リア化を行っています。なお、登山口および登山道は、1年を通じて4G LTE 通信をご利用いただけます。
海外での取り組み
KDDIは、世界各地をつなぐグローバルネットワークや、データセンター
「TELEHOUSE」などを基盤に、世界各国で高品質で信頼性の高いサービス の提供に努めています。また、日本国内のスマートフォン・携帯電話ご契約者 さまが海外でも安心して快適にサービスをご利用いただけるよう、60年以 上の国際電話サービスで培った海外通信事業者とのパートナーシップを生 かし、au携帯電話を海外でもご利用いただける「au世界サービス」において も広いカバレッジを実現しています。2016年7月には、対象の国・地域で日本 と同じようにデータ通信が24時間定額で使える「世界データ定額」を開始しま した。
■.グローバルネットワークの維持・運用
KDDIは、世界の通信事業者とネットワークを相互に接続し、各社と協力し て世界各地を結ぶグローバルなネットワークを維持・運用しています。また、 KDDIの国際通信サービスでは、信頼性に優れた光海底ケーブルを基幹ネッ
ネットワーク品質の管理・向上
5Gに向けた実証実験
デバイスの進化、IoTの普及などにより、モバイルネットワークにはこれまで の想定を大きく超える性能が要求されています。KDDIは、高速・大容量の 上、多接続・低遅延が可能になる次世代移動通信システム「5G」(以下、5G) の2020年頃の商用化を目指し、実証実験に取り組んでいます。5Gでは、高 速・大容量化のために28GHz帯を含む高周波数帯の活用が検討され、世界 各国で研究が進められています。
2017年5月には、日本放送協会とともに5G技術を用いた移動車両からの 8K映像リアルタイム伝送の実証実験を実施し、国内で初めて成功しました。 また、同じく5月に、セコム株式会社と共同で実施していた、5Gを利用した IoT時代における高度なセキュリティシステムの実証実験において、マルチ ユーザMIMO(注)による複数の5G端末から映像を伝送することに国内で初 めて成功しました。
注 基地局の複数のアンテナを活用して、複数のユーザーが同時に高速・大容量なデータ送受 信を行えるようにする技術
トワークとして利用し、高品質なサービスを提供するとともに、IPサービスを 中心とする新技術を駆使したサービスの提供に努めています。
海底ケーブルは、日本の国際トラフィックの99%(注)を収容する重要な社会イ ンフラで、今後ますます増加が予想されるアジア、太平洋地域の通信需要に 対応し、これまで以上に信頼性の高い通信サービスを提供していきます。 さらにインマルサット社やインテルサット社などと提携し、衛星通信を利用す るサービスを提供しており、海洋上の船舶や飛行機、ケーブルの届かない島 嶼や僻地・南極など、世界中のさまざまな地域で通話・データ通信を可能にし ています。
注 当社調べ .活動・実績
.活動・実績
KDDI
KDDI KDDIグループ
総務省の技術試験事務における 5G実証実験プロジェクトの推進について
Website
KDDI・大林組・NEC、5Gを活用した建設機械による 遠隔施工の実証実験を実施
Website
活動・実績
■.5G実証実験に関するその他の取り組み
「TELEHOUSE LONDON Docklands North Two」 全面開業
Website
1日980円で日本と同じように使える
「世界データ定額」を開始
Website
インマルサットサービス
Website
製品・サービスへの責任
KDDIのアプローチ(製品・サービスへの責任)
KDDIは、すべての製品の設計からアフターサービスにいたるまで、一貫した 品質管理を行っています。製品がお客さまの安全に与える影響については、 製造メーカーとともに十分に配慮し、メーカーの基準のほか、安全性や耐久 性などに関するKDDIの基準も定めています。安全性や耐久性、ハードウェア やソフトウェア、関連規制に必要な表示など、製品の品質をチェックし、出荷し ています。
また、発売後に故障や品質問題が発生した場合は、ホームページや電話、au ショップなどのau取扱店にて受け付け、原因を速やかに究明しハードウェア とソフトウェアの両面から改善を図っています。
2016年度は、お客さまがご利用中のau携帯電話に何らかのトラブルが発生 した場合、お客さまのお手元に同一機種・同一⾊のau携帯電話(リフレッシュ 品)をより早くお届けできるよう、「交換用携帯電話機お届けサービス」の当
日配送エリアの関⻄地域への拡大や受取指定先拡充を行いました。 さらに重大な不具合発生時には、社長を議長とする「市場対応判定会議」の もと方針を決定し迅速に対応する体制を整えています。
製品・サービスを通じた安全な利用の啓発
スマートフォンや携帯電話、インターネットは生活に欠かせないものとなりま した。一方で、その利活用には個人の能力に負う部分も大きく、特にお子さ まやシニアの方が犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも増えています。 KDDIは、個人の情報リテラシーにかかわらず製品やサービスを安全にご利 用いただくため、使用時の注意事項やマナーなどをお伝えする製品・サービ スの提供や、意識啓発などの取り組みを行っています。
■.ながらスマホ運転防止プロジェクト「Driving.BARISTA」
KDDIは、トヨタ自動車株式会社、株式会社コメダと協力し、国内で交通事故死 亡者がもっとも多い愛知県において、スマートフォンアプリ「Driving BARISTA」 を活用した「ながらスマホ運転」(注)事故防止プロジェクトを実施しました。 このプロジェクトは、「ながらスマホ運転」をしないで一定距離⾛行するとコ ーヒー無料券と交換ができるもので、期間中の17日間に蓄積された⾛行距 離は約260万kmになりました。楽しみながら「ながらスマホ運転」防止の取 り組みに参加できるというアイ
デアが多くのメディアにも取り 上げられ、愛知県内外の皆さま に「ながらスマホ運転」の防止に ついてご認識いただくことがで きました。
方針
方針・活動・実績 KDDI
KDDI 交換用携帯電話機お届けサービス
Website
施策 内容
「歩きスマホ注意 アプリ」の提供
歩きスマホ(スマートフォンの画面を見つめながらの歩 行)による事故防止とマナー向上を促すアプリを提供
振り込め詐欺 対策
・ 個人契約:支払い方法の制限による本人確認強化、契 約回線数の制限による大量不正契約防止、本人確認 が行えない回線の契約者情報の携帯・PHS事業者間 での共有・審査の強化などを実施
・ 固定電話向け対策:「迷惑電話 光ってお知らせ」サー ビスを提供
歩きスマホ注意アプリ
Website
■.安全な利用を促す取り組み
「迷惑電話 光ってお知らせ」サービスの 開始について
Website
品質管理フロー図 製品の設計
アフターサービス 製品の品質チェック
・ 耐久性基準による確認
・ 安全性基準による確認
・ 安全性と性能の最終確認
・ ハードウェアの性能確認
・ ソフトウェアの確認
・ 電池パックなど安全性の確認
・ 関連規制に必要な表示の確認 導入の判定
発売
注 スマートフォンを操作しながら自動車を運転すること
製品・サービスへの責任
KDDIのアプローチ(アクセシビリティの向上)
生活のあらゆるシーンにおいてICTが活用されるなか、すべての人がICTの メリットを享受できる社会をつくる「デジタルインクルージョン」という考え方 が注目されています。KDDIは、「お客さま体験価値向上」の取り組みのなか で、すべてのお客さまに今までよりも、もっとコミュニケーションの喜びを感 じていただける製品・サービスの提供が重要だと考えています。
世界中の大人や子ども、高齢者、障がいのある方等、さまざまな人ができる だけ格差なく、さまざまな製品・サービスを享受できる、ICTアクセシビリティ の高い社会にしていくために、徹底したお客さま目線で製品やサービスを提 供しています。
サービスを通じた取り組み
■.「年齢確認サービス」の提供
KDDIは、SNSなどのCGMサービス(注)をご利用の際、お客さま同意のもと、年 齢情報(コンテンツ提供会社が指定した年齢以上か未満であるかの情報)を KDDIからサイト提供会社に通知する「年齢確認サービス」を提供しています。 これはCGMサービスを利用する青少年の保護対策の一環として、コンテンツ 提供会社に年齢認証の確実化が、強く求められているためです。本サービスに より、お客さまがより一層安心・安全にご利用いただけると考えています。
注 CGM(Consumer Generated Media): ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、 ブログ、クチコミサイトなど、消費者が自ら情報を発信していくメディアの総称
製品を通じた取り組み
方針 KDDIグループ 活動・実績 活動・実績
製品 対象 特徴
miraie f
(ミライエフォルテ) 子ども
ネットの危険や使いすぎを防止する機能 を搭載したジュニア向けスマートフォン。 防犯ブザー、居場所確認機能を搭載
BASIO2 シニア 電話やメール、カメラの「使いやすさ」を 追求。文字入力のヒントを画面に表示する
「文字入力アシスト機能」を搭載 かんたんケータイ
KYF32 シニア
高音質通話機能、シンプルなメニュー画 面、大きいキーで、使いやすさを追求
簡単ケータイ K012
視覚障が いのある 方
操作方法やメールの内容などを声で知ら せる「音声読み上げ機能」や、電話帳の呼 び出しやアプリの起動などを声で操作で きる「音声認識機能」を搭載
miraie f 製品情報ページ
Website
KDDI KDDI
■.点字請求サービスの提供
KDDIは、視覚障がいのあるお客さまに向けた点字請求サービスの提供を行 っています。本サービスは、月々のご利用料金請求書の情報(ご請求金額・内 訳情報など)を点字にてご確認いただけるものです。
点字請求サービス
Website
相手の声がはっきり聞こえる
「かんたんケータイ」を発売
Website
製品・サービスへの責任
低料金プラン
■.スマイルハート割引
障がいのある方にau携帯電話をより手軽にご利用いただくために、「スマイ ルハート割引」を導入し、ご利用料金の割引を行っています。
2017年3月現在、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手 帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費(指定難病)受給 者証をお持ちの方を対象としています。
■.シニア向け低料金プラン「シニアプラン(V)」
KDDIは、スマートフォンを必要としているにもかかわらず、利用料金に対する 不安から使用していないというシニアのお客さまが多いことを受け、気軽に スマートフォンへ移行していただけるような料金プランを提供しています。
「シニアプラン(V)」は、満55歳以上で、シニア向けスマートフォン「BASIO・ BASIO2」をご購入いただいた方を対象とした専用プランです。通常の定額 プランに比べ、使用可能な月間データ容量を減らすことで、利用料金を抑え ています。
■.MVNOを通じた取り組み
総務省では、モバイルビジネス市場の一層の活性化を実現することにより、 利用者利益の向上等を図る観点から、MVNOの新規参入の促進に向けた各 種施策を展開しています。KDDIの連結子会社であるUQコミュニケーション ズ株式会社、株式会社ジュピターテレコム、ビックローブ株式会社が、お客さ まの料金負担を軽減する低価格帯の通信サービスを提供することで、KDDI グループ全体としてのお客さまの獲得、売上の最大化を図っています。
体制 KDDI
■.その他の取り組み
取り組み 対象 内容
「フィルタリング サービス」の
普及啓発 子ども
青少年の安心・安全なネット利用を推進す る目的で、フィルタリングサービスの設定 サポート等を実施
啓発サイト
「子どもとケータイ ファミリーガイド on WEB」の提供
子ども 保護者
スマホ・ケータイを使うときの注意点やル ールについて、親子で楽しく学べるウェブ サイト
手話サポート サービス
聴覚障が いのある 方
K D D I 直 営 店 ( a u S H I N J U K U 、a u NAGOYA)では手話スタッフがご契約の サポートを実施。また首都圏、関東、中部の 一部のauショップではご来店されたお客 さまにタブレット端末のTV電話機能にて、 遠隔で手話接客を行うサービスも実施
手話接客対応店舗/ 遠隔手話接客対応店舗
Website
スマイルハート割引
Website
お客さま体験価値の向上
(サービス向上・品質改善・応対向上など) お問い合わせ
ご意見ご指摘
auショップ受付 アンケート調査 メール受付
電話受付
改善策の検討・実施 課題の明確化 お客さまの声の分析
経営会議
経営幹部をはじめ 関連部門の責任者が 出席する会議で議論
お客さまの声を 全従業員で共有 重要案件
約1,200万件年間
カスタマーリレーションシップマネジメント
KDDIのアプローチ(カスタマーリレーションシップマネジメント)
KDDIは、すべてのステークホルダーを「お客さま」ととらえ、満足度向上に取 り組んでいます。お客さまのために最善を尽くすというビジネスの原点に立 ち、長期にわたる安定的な信頼関係を確かなものとするため、経営トップか ら従業員一人ひとりにいたるまで一体となってお客さまのご満足向上に取り 組むTCS(Total Customer Satisfaction)を全社活動として展開しており、 その実現に向けた従業員の行動・判断の指針として「KDDI CSポリシー」を 定めています。
お客さまのご満足の推進体制
KDDIは、2016年度からの事業運営方針として「お客さま体験価値を提供 するビジネスへの変革」を掲げ、お客さまの期待を超える「お客さま体験価 値」(Customer Experience)を提供するビジネスへ変革することで、決済・ 物販・エネルギー・金融などの通信以外のサービスも総合的に提供する「ラ イフデザイン企業」を目指しています。コンシューマエクスペリエンス推進 部では、徹底したお客さま視点によるお客さま体験価値向上に取り組んでお り、お客さまとKDDIとのすべての接点をカスタマージャーニーにより洗い 出し、お客さまにとって不満となっている「ペインポイント」を特定、解消に向 けて取り組むことで、お客さまに価値のある体験を提供しようと活動してい ます。より良い商品・サービス・お客さま体験を提供するための課題は、社長 をはじめとした経営幹部が出席する各委員会で解決を図っており、改善した サービスや品質向上の取り組みについては、随時ホームページで紹介して います。
お客さまの声の収集
KDDIは、お客さまからいただいた貴重なご意見に対して、真摯に耳を傾け、 迅速に行動し、常にサービスや品質を磨き上げていくことがお客さま対応の 基本と考えます。お客さまのご意見・ご要望は、毎日内容が更新される社内 システムを通して、課題の分析、問題点を明確にしています。迅速な判断が 求められる課題は、経営幹部をはじめ、関連事業部の責任者が出席する会議 で議論を行い、全社で問題の解決に努めています。また、お客さまの声を全 社共有するため、お客さまの個人情報を除いた声の内容を、イントラネットを 通じて全従業員に公開しています。
お客さまの声を通じて改善された主なサービス・商品
KDDIは、au公式アクセサリー「au +1 collection」の2016年夏モデルにお いて、お客さまの声を開発に生かした商品を提供しました。
方針 体制
活動 体制
KDDI KDDI
KDDI
お客さまの声 改善されたアイテム
スマートフォンやタブ レットが手から滑り落 ちてしまう
落下防止リング・バンド、 ストラップ付のスマート フォンケースやタブレッ トケース
折り畳み携帯電話も 傷がつかないように綺 麗に持ちたい
専用のハードカバーや、 マルチポーチ、マルチロ ングストラップ ケースを閉じたまま端
末を操作したり、着信 やSNSを確認したい
窓付きのブックタイプケ ース(スマートフォン全機 種に対応)
もっと簡単に差し込め るUSBケーブルが欲
しい 両面USBケーブル
KDDI
お客さまの声が開発に生かされた例(抜粋)
KDDI CSポリシー
Website
お客さまの声の流れ
お客さまの声 お客さま
KDDI
カスタマーリレーションシップマネジメント
お客さまのご満足に向けた取り組み
■.auショップ店頭でのお客さま体験価値向上の取り組み
KDDIは、お客さまが実際にauと対面する場である全国約2,500店(注)のau ショップを最優先にお客さま体験価値向上に取り組んでいます。
auショップにおけるお客さま視点でのペインポイントの一例として、待ち時 間が長いとのご申告をいただいていました。これを受け、2016年より開始し た定額料不要の会員制プログラム「au STAR」にauショップの来店予約が可 能になる特典(au STAR パスポート)を組み込み、待ち時間の解消を図って います。また、店舗施設や設備の面でも、通信とライフスタイルを融合させ、 通信サービス以外の商品をご覧になるお客さまも立ち寄りやすい店舗デザ インや、落ち着いてゆっくりとご相談いただけるレイアウト環境など、お客さ まが過ごしやすい空間づくりを進めています。
注 沖縄セルラー電話を含めたauショップ数
■.auショップにおける多言語対応の強化
KDDIは、外国人のお客さまの増加にともない、店頭ご利用後のアンケート を多言語化しました。アンケート結果をもとに、在留外国人のお客さまの体 験価値向上を目指して、各支社・支店およびauショップでの外国語対応を強 化しています。これらの活動により、auを選んでくださるお客さまがさらに増 えてきています。
お客さまのご満足に向けた実績・取り組み
体制・活動 KDDI 取り組み 内容 活動
外国語対応環境の整備 全国1,300以上のauショップにて多言語対応で きるよう、環境整備を実施(2017年6月末時点)
TV電話による 通訳システムの導入
計12ヵ国語(英語、中国語、ポルトガル語、韓国 語、ベトナム語、タガログ語、スペイン語、フランス 語、タイ語、ネパール語、ヒンディー語、ロシア語) に対応するTV電話による「通訳システム」導入を 推進
各種ツール類の翻訳 お客さま向けの帳票やご案内、カタログ、チラシ 等を最大9ヵ国語に翻訳
多言語au動画ガイドの 制作
auサービスのご紹介やよくあるお問い合わせ内 容を解説した動画を最大4ヵ国語(英語、中国語、 ポルトガル語、ベトナム語)に翻訳
名称 取り組み概要
Action!
(サービス向上活動)
お客さまの声を起点にサービス向上・品質改善につ なげるサービス向上活動に取り組んでいます
au CX AWARD auショップスタッフの接客力向上を目的にした接客コ ンテストを毎年全国各地で開催しています au 動画ガイド
スマートフォンの操作や人気のアプリの使い方など を動画で説明しています
auおせっかい部
さまざまなライフスタイルにあわせて、スマートフ ォンの活用方法を紹介しています
au スマートサポート
スマートフォンの利用に際し、お客さまの状況に 応じて最適なサポートを提供する会員制サポート サービスを提供しています
KDDI
■.au国際サービスの改善
KDDI、沖縄セルラー電話は、渡航先でもお客さまが安心して、もっと快適 に、便利に通信サービスをご利用いただけるよう、国際サービスの改善に取 り組んでいます。
海外でのデータ通信利用において「利用料金や設定方法に不安を感じる」と いうお客さまのご意見に対応し、2016年7月から「世界データ定額」の提供 を開始しました。海外32の国と地域において、通常の国際ローミングサービ ス「海外ダブル定額」と比較して1日あたりの料金が3分の1以下でご利用い ただけます。
通話品質については、2016年6月より国内の通信事業者で初めて(注)、日米 間で高音質な音声通話サービス「VoLTE(Voice over LTE)」の提供を開 始、長距離でもクリアな音声通話が可能になりました。
注 2016年6月6日現在、KDDI調べ 手話サポートサービス
Page_31
auショップでの多言語対応(英語)
Website
Action!~お客さまの声を生かして~
Website
au動画ガイド
Website
auおせっかい部
Website
au スマートサポート
Website
カスタマーリレーションシップマネジメント
KDDIのアプローチ(法人のお客さまのご満足に向けた考え方)
変化を続ける市場環境において、お客さまのニーズは多様化・高度化してい ます。KDDIは「お客さま体験価値を提供するビジネスへの変革」を事業運 営方針に掲げ、徹底的なお客さま視点とお客さまとのきめ細やかなコミュニ ケーションを通じ、お客さまのビジネスに貢献していきます。
法人のお客さまのご満足に向けた取り組み
KDDIは、お客さまの課題を解決し、お客さまに選ばれるビジネスパートナー となるために、人財育成をはじめとしたさまざまな取り組みを行っています。 具体的には、ワークショップの実施や社内コンテストの実施、お客さまの本業 に貢献したグッドプラクティスの共有等を行っています。
■.KDDI法人ユーザー会
KDDI法人ユーザー会(KUG:KDDI ENTERPRISE USERS’ GROUP)は、 KDDIのサービスをご利用いただいている法人企業の皆さまによって運営 される組織で、KDDIが事務局として支援しています。異なる業種の会員企 業が集い、セミナー、見学会やワークショップなどを開催し、交流・研鑽・親睦 を図るとともに、KDDIのサービス改善や新商品開発に皆さまの声を反映さ せるべく、さまざまな活動を行っています。
KDDI法人ユーザー会では、この場でしか体験できない見学会やセミナーを 通して、会員の皆さまとのコミュニケーションの活性化を図っています。
KDDIのアプローチ(オンラインを通じた利便性の提供)
国内通信市場の成熟化により、お客さま数の大幅増加は困難と想定されま す。このような社会情勢においても持続的な成長と企業価値の向上を実現 していくために、KDDIはお客さまのライフスタイルに応じてサービスをご 提案し、お客さまの期待を超える体験価値をご提供していく「ライフデザイ ン企業」への変革を目指しています。決済・物販・エネルギー・金融サービスな どの通信以外のサービスを、全国に約2,500店舗あるauショップによるオフ ラインサービスと決済プラットフォーム等のオンラインサービスの両側面か ら推し進めていきます。
オンライン利用の考え方
KDDIは、auのお客さま基盤と決済プラットフォームをベースに、各種決済や 手続きが便利でお得になるオンライン戦略を展開しています。2017年3月 末現在、従来からの通信サービスにおいては約4,854万のau携帯電話契約 数を保持しています。また2016年度からは「ライフデザイン企業」を目指し、 通信以外の商品・サービスを総合的に提供しています。KDDIは、これらのお 客さま基盤と決済プラットフォームをベースに、「auスマートパス」などによる オンラインサービスと実店舗であるauショップによるオフラインサービスの 連携を強めるオムニチャネル化を進めています。
サービスの高度化・複雑化に対応し、ホームページの「お客さまサポート」を操作 性、サービス説明等が分かりやすいプラットフォームにリニューアルしました。 2016年度のau純増数は263万、au解約率は0.83%(注)となりました。 今後も、オンラインの「利便性」と、全国約2,500のauショップでの対面接客 での「安心感」という利点によって、さらなるお客さま基盤の拡大を図ります。 注 パーソナルセグメントにおける一般端末(スマートフォン、プリペイドを含むフィーチャーフ
ォン)ベース
方針 方針
活動
方針 成果・分析
KDDI KDDI
KDDI
KDDI KDDI
2016年度活動実績 11回
取り組み事例
・ KDDI新宿ビルやKDDIオーシャンリンクの見学を 通じた災害対策およびサービス品質維持の取り組 み紹介
・ IoTやICTソリューションに関わる最新事情を共有す るセミナーの開催
調査名称 評価
J.D. パワー「2016年日本携帯電話サービス顧客満足度
調査」 総合満足度第1位
J.D. パワー「2016年日本モバイルデータ通信サービス
顧客満足度調査」 総合満足度第1位
顧客満足度調査
■.コンシューマ市場におけるauサービスに対する評価
■.法人市場におけるKDDIサービスに対する評価
調査名称 評価
J.D. パワー「2016年日本法人向けネットワークサービス
顧客満足度調査」<大企業市場セグメント> 総合満足度第1位 J.D. パワー「2016年日本法人向け携帯電話・PHSサービ
ス顧客満足度調査」<大企業・中堅企業市場セグメント> 総合満足度第1位 J.D. パワー「2016年日本法人向けIP電話・直収電話サー
ビス顧客満足度調査」 (4年連続)総合満足度第1位
カスタマーリレーションシップマネジメント
オンラインを生かしたライフスタイルの提案
KDDIは、au経済圏の拡大を目指し、1,522万名の「auスマートパス」会員 さま(2017年3月末)や570万名のKDDIのネットショッピングサービス「au WALLET Market」へご登録のお客さま(2017年6月時点)に対して、さまざ まなauブランドの商品・サービスをご提供することで、お客さまにあったライ フスタイルのご提案を行います。ここで核となるのが、決済プラットフォーム の「au WALLET プリペイドカード」(注)や「au WALLET クレジットカード」で す。KDDIは従来、通信サービスでの契約者数やご利用料金を指標として売 上拡大に取り組んできましたが、今後は、こうした決済プラットフォームによ る通信サービス以外の付加価値売上の拡大に取り組んでいきます。 2017年3月現在、「au WALLETカード」の有効発行枚数は2,080万枚です。
「au WALLETカード」や「auかんたん決済」等によるau経済圏の流通総額 は、2019年3月期までに2兆円超への拡大を目指します。
注 「au WALLET プリペイドカード」は、世界中のMasterCard®が使えるお店でご利用いただ ける決済サービス(一部ご利用いただけない店舗・サービスあり)
オンラインプラットフォームの改善
KDDI、沖縄セルラー電話は、ライフデザイン企業への変革を目指す上での 施策のひとつとして、2016年にauのオフィシャルサイトをリニューアルし、 お客さまサポートに関するプラットフォームを新たに「My au」(マイエーユ ー)として提供しています。
「My au」では、契約中の携帯電話の情報だけでなく、ポイントやお知らせ、au 経済圏の全サービスの契約内容や請求情報をまとめてご確認いただけます。
オンラインを通じたサポート体制
KDDIは、インターネット接続サービス「au one net」をご利用のお客さま向 けに、インターネット利用に関わるさまざまな問題を365日、9時から23時ま で専門オペレータがサポートする「安心トータルサポート」を有料で提供して います。
「安心トータルサポート」は、専門オペレータが電話やリモート操作により、イ ンターネットのネットワーク機器の接続・設定や使用方法などのご質問にお 答えする「au one net」の付加サービスです。KDDIが提供する機器に加え、 PCの周辺機器やソフトウェアなどの設定をはじめ、お客さまの幅広いニーズ におこたえし、快適なインターネット環境を提供しています。
パーソナルデータ利活用の考え方
2015年の個人情報保護法の改正において、個人情報に匿名化を施すことに より、新たなサービスなどに利活用できるようになりました。KDDIは、お客さ まの個人情報の取扱いにおいて、関係法令にもとづく社内規程を整備、運用 し、プライバシーポリシーに則り適切な利用を行っています。
活動 体制 方針
体制
KDDI KDDI
KDDI
KDDIグループ
安心トータルサポート
Website
ブランド管理
KDDIのアプローチ(ブランド管理)
通信業界では同質化が進み、製品の機能や性能、サービスや料金での差別 化が難しい局面を迎えています。このような厳しい状況下、今後も継続して お客さまに選んでいただける企業になるためには、徹底的にお客さま視点に 立ち、お客さまの満足度を高める活動を継続して実施することが求められ、 その結果としてブランドが確立されると考えています。
KDDIは、こうした「お客さま体験価値」の向上を全社で推進し、強いブランド を確立することを重要課題として掲げています。
また、商標の無断使用や第三者による不適切なロゴ使用などによって、お客 さまや社会に不利益をもたらすことがないよう、従業員に対する意識啓発に も努めています。
ブランド管理促進体制
KDDIは、ブランド管理を強化するため、従業員の理解と実践を促す取り組み を行っています。
■.2016年度の主な取り組み
・ 座学研修
・ 全従業員を対象としたeラーニングの配信
・ 社内意識調査
・ 社内イントラネットを通じた関連情報発信
透に向けて、TVCM三太郎シリーズを2015年1月より展開していますが、 2017年度も継続して本シリーズを展開し、さらなる好感度の向上を目指し ています。
さらに、ブランド価値向上の取り組みのひとつとして新たにスポーツ競技や 団体などとスポンサー契約を締結しています。KDDIはこの支援を通じ、とも に新たな価値を創造できればと考えています。
外部からの評価(対象:TVCM三太郎シリーズ)
責任を持った宣伝とマーケティング
KDDIの広告は、お客さまの自主的かつ合理的な選択を不当な誘引で阻害 することのないよう、「不当景品類及び不当表示防止法」および「電気通信サ ービスの広告表示に関する自主基準及びガイドライン」の規定・内容にもと づき制作しています。
広告制作にあたっては、広告の目的や製品・サービスの内容について詳細な 情報共有を行った上で、各部門でそれぞれ検査を行います。検査後、審査部 門による最終審査を行い、合格しなければ広告を表示しないことをルール として、2013年より運用しています。また、適正な広告表示を徹底するため に、定期的に全従業員を対象とした啓発活動を行っています。
今後も関係法令や業界自主基準ガイドラインを遵守するとともに、引き続き 社内体制の整備および浸透を図り、電気通信サービス等にかかる広告表示 の適正化の確保に努めていきます。
なお、2016年度はマーケティング・コミュニケーションに関する法令(景品表 示法)の違反はありませんでした。
TVCM三太郎シリーズの好感度維持および.
スポンサー契約を通じたブランド価値向上
KDDIは、auのブランドスローガン「あたらしい自由。」のブランドイメージ浸
方針 方針
.活動・実績 体制
活動
KDDI KDDI
2016年度実績 審査部門による広告審査実数 5,550件
審査結果 法令違反のおそれがあったものは
すべて適正化実施済み
社内浸透施策の実施 全従業員対象のeラーニングを実施
(テーマ:景表法について、受講率81.5%)
HAKUTO
(ハクト)
ロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に日本で 唯一チャレンジする民間初の月面探査チーム「HAKUTO(ハ クト)」を通信技術でサポート
サッカー日本
代表チーム 公益財団法人日本サッカー協会と、サッカー日本代表チーム のサポーティングカンパニー契約を締結
スポーツ クライミング
公益社団法人日本山岳協会に属するスポーツクライミング カテゴリーのオフィシャルスポンサー契約を締結。スポーツ クライミング選手4名と「TEAM au」を結成
名称 評価
CM総合研究所
「2016年度 企業別CM好感度ランキング」
「2016年度 銘柄別CM好感度ランキング」 1位 2016 56th ACC CM FESTIVAL
「フィルム部門 Aカテゴリー」 総務大臣賞/ACCグランプリ
日テレCM大賞2016 日テレCM大賞
第46回 フジサンケイグループ広告大賞
「メディアミックス部門」「メディア部門 テレビ」
「パブリック部門」 優秀賞
第54回ギャラクシー賞
「CM部門」 優秀賞
KDDI
KDDI KDDI
リサーチ インフラ
プラットフォーム
アプリ プロモーション
オープンイノベーションの推進
あらゆるものがインターネットにつながるIoT(注)時代においてお客さまに価 値を感じていただける商品・サービスを生み出すには、国内外の研究機関や 大学、企業などとの連携が必要です。KDDIは、社内外における技術の革新 や人財の育成・成長という観点などから、オープンイノベーションを推進して います。
注 Internet of Things(モノのインターネット)
■.KDDI.Open.Innovation.Fund
「KDDI Open Innovation Fund」は、KDDIとグローバル・ブレイン株式会 社により、国内外の有望なスタートアップ企業に出資を行うコーポレート・ベ ンチャーファンドです。KDDIの持つ多くの企業との幅広いネットワーク、マ ーケティングスキル、「auスマートパス」をはじめとする各種サービスとの連 携により、投資先企業の成長を強力に支援しています。
また、米国サンフランシスコと韓国ソウルに専属の人員を配置し、最新の技 術や斬新なビジネスモデルを持つスタートアップ企業に対して出資検討を 行っています。
イノベーションマネジメント
KDDIのアプローチ(イノベーションマネジメント)
コミュニケーションの進化を通じて、時間や場所にとらわれない新しいビジ ネスや生活スタイルを可能にするユビキタス・ネットワーク社会。その到来に 向け、KDDIの研究開発(R&D)は世界トップレベルの最先端技術で情報通信 の未来に挑み、社会に貢献します。
研究開発の考え方
昨今のICT分野における技術進化・グローバル化のスピードはますます 加速し、技術トレンドも以前とは比較にならないほどめまぐるしく変化してい ます。
このような状況下、KDDIは「お客さま視点」と「革新」を重視したお客さま体 験価値の提供を目指し、ネットワークインフラ、プラットフォーム、端末・アプリ
ケーションの各重点技術分野において、「実用的な研究開発」と「先端的・長期 的な研究開発」の両面で取り組んでいます。また、基礎研究だけでなく、世の 中の技術・サービス動向を見つつ、オープンイノベーション技術も取り入れ ながら、応用研究・開発についても実用化を視野に取り組んでいます。
研究開発推進体制
KDDIは、技術革新のスピードに対応できる研究開発体制を組織的に運営す るため本社内での技術部門とは別にKDDI総合研究所を設立し、基礎研究か ら応用研究まで幅広い活動を行っています。
研究での成果が実用化されるまでには、情報収集からはじまり、個別技術の 開発、評価、設計などさまざまなプロセスが必要となります。特に情報収集で は、国や地域ごと、テーマ別に専門の調査スタッフを配置し、併せてKDDIグ ループの海外拠点、外部調査機関などとの連携により、常時、海外の最新情 報の収集、分析を実施しています。
またオープンイノベーション技術活用の観点から、多くのステークホルダー との協業・共創についても積極的に取り組んでいます。
研究開発のプロセス 方針
体制
.方針・体制 方針
■.研究開発費とKDDI総合研究所所員数の推移
0 10,000 20,000 30,000 40,000 (淥万円)
0 100 200 300 400 (人)
271 271 277
249 260
271 266
2009 30,987
2010 33,263
2011 32,855
2012 28,880
2013 24,086
2014 20,627
2015 18,001
(年度) 295
2016 15,381
研究開発費 KDDI 総合研究所所員数
研究開発分野
フューチャーデザイン
ネットワークアーキテクチャ 次世代アクセスネットワーク コネクティッド・ネットワーク データインテリジェンス
メディアICT
研究プロモーション セキュリティ
ヒューマンコミュニケーション
イノベーションセンター
KDDIグループ
KDDIグループ
KDDIグループ KDDIグループ
出資した企業が日本へ進出検討を行う際には、ビジネス開発、マーケティン グ、ローカライズなどの幅広い支援を行っています。
■.KDDI∞Labo(ムゲンラボ)
KDDIは、グローバルに通用する革新的なインターネットサービスをつくり 出す意欲を持った若いエンジニアを支援するプログラム「KDDI∞Labo」を 2011年に開始しました。同プログラムでは、公募で選抜されたチームに対 し、通信事業者の立場からサービス開発サポート、起業の際の経営サポー ト、プロモーションにいたるまで一貫して支援し、KDDI事務所内のコミュニ ケーションスペースの提供やサービス開発に必要な端末の無償貸与など、さ まざまな側面で支援を行っています。
2014年以降、大学の研究技術の商用化を目指す産学連携の取り組みや、本 趣旨に賛同する多種多様な企業(KDDIを含むパートナー企業計36社)とス タートアップ企業が連携して事業共創を目指す取り組みを行っています。
■.オープンイノベーションを支える次世代人財開発
〈CHIRIMEN.Open.Hardware〉
KDDIはIoTをWebブラウザ技術のみで実現することを目的としたオープン ソースコミュニティ「CHIRIMEN Open Hardware」に参加しています。 CHIRIMEN Open Hardwareでは、学生や専門家らとともに上記を実現 するボードコンピュータとその上で動作するソフトウェアを含む開発環境
「CHIRIMEN」の開発に取り組み、そのプロセスのなかで、気づきや学びを 得て、イノベーションの種をつくっています。
〈「ミライヲツクル」プロジェクト〉
「ミライヲツクル」プロジェクトは、イノベーションを起こすことができ得る人 財の育成およびチャレンジングな⾵⼟の醸成を目的に、2015年5月にKDDI 総合研究所で発足しました。組織横断的に人財を集めるため、研究員が自 ら手をあげて参画し活動しています。同プロジェクトにおいて開発された スマートフォンを自動探索・充電するIoTガジェット「充電ロボ」は「Android Experiments OBJECT(Google主催)」において特別賞を受賞しました。
〈au×HAKUTO.MOON.CHALLENGE〉
KDDI と民間初の月面探査チーム「HAKUTO(ハクト)」はオフィシャルパー トナー契約を締結し、ロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE(グ
ーグル・ルナ・エックスプライズ)」にチャレンジしています。
月面におけるミッションの遂行は、地球からの遠隔操作で進められており、
「通信」技術が月面探査の重要な役割を担っています。HAKUTOは月面に おける通信に、地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用 することを検討しています。これは世界でも初めての試みであり、地上で培 われてきた民生技術を宇宙探査へと展開する大きな一歩といえます。この 世界初となるHAKUTOの試みを、KDDIは技術などでサポートしています。
社会の持続可能な発展を目指した研究開発
■.プロダクトイノベーションの考え方
グローバル市場の多極化が進むなか、お客さまに選ばれ続けるためには、市 場のニーズを満たした製品・サービスを開発し、競合他社との差別化を図っ ていかなければなりません。KDDIは「IoT」を基軸に、さまざまな製品やサー ビス、プロセスの変革に取り組み、新たな価値を提供していきます。
■.プロダクトイノベーション事例:SIMを活用したIoTセキュリティ技術 IoTには、不正遠隔操作やなりすまし、データの盗聴など、セキュリティ面で の課題があります。IoT機器をより安全に利活用するため、KDDIとKDDI総 合研究所はSIMの高いセキュリティ耐性に着目し、IoT機器の通信にSIMの 高いセキュリティ耐性を持たせる暗号鍵(注1)管理技術を開発しました。この技 術により、SIMの特徴を生かした遠隔保守も可能になります。なお、SIMを活 用したIoT機器の通信向け暗号鍵管理技術の開発と遠隔保守の実証は世界 初(注2)です。
注1 第三者にデータを読み取られないように、暗号化をするために用いる値。暗号には、共通 鍵暗号方式と公開鍵暗号方式がある
注2 2016年10月20日時点。KDDI調べ
イノベーションマネジメント
KDDI Open Innovation Fund
Website
KDDI∞Labo
Website
CHIRIMEN Open Hardware
Website
HAKUTOのプロジェクトにおけるKDDIの使命
Website
方針・活動 KDDIグループ
■.環境イノベーションの考え方
SDGsやCOP21パリ協定の採択・発効をはじめ、企業が持続可能な社会の 実現において果たすべき役割に期待が集まっています。グローバル企業とし ての重要な責務として、KDDIは、環境負荷低減型製品の開発やサービスの 提供を通じ、環境課題の解決に努めています。
■.環境イノベーション事例:バーチャルパワープラント構築実証事業 KDDIと京セラ株式会社の一般家庭向け蓄電池とIoTを活用した電力需給マ ネジメントの取り組みが、経済産業省の「バーチャルパワープラント構築実証 事業」に採択されました。本事業は、ネガワット取引(注1)の対象が一般家庭ま で拡大することを受け、一般家庭向け蓄電池の充放電により得られるエネル ギーや、太陽光発電などの再生可能エネルギーを複数の家庭間で統合的に 制御し、ひとつの発電所のように機能させる「バーチャルパワープラント(以 下、VPP)」の構築と技術開発、関連するビジネスモデルの確立を目指すもの です。一般家庭向け蓄電池やHEMS(注2)の提供を通じて幹事企業である株式 会社エナリスとVPPを構築し、蓄電池の充放電電力の制御、ネガワット取引 量、インセンティブ効果、サービス料金体系を検証します。
本事業を通じて、電力エネルギーの負荷平準化を図り、さらなる省エネルギ ーの推進と再生可能エネルギーの市場拡大を目指していきます。
注1 節電量に応じてインセンティブ取引するビジネス
注2 Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)。家 庭で使うエネルギーを節約するための管理システム
イノベーションマネジメント
取り組み 開発組織 内容
加速度センサーの 個体差による
固有ID生成技術 KDDI総合研究所
ウェアラブル端末などに 搭載の加速度センサー の個体差により固有ID を生成する技術を世界 で初めて(注)開発
「KDDI IoTクラウド~ データマーケット~」 KDDI
法人顧客保有のIoT業 務データと多様なデー タを総合的に分析し、課 題やビジネスチャンスの 発見、サービス品質向上 に寄与するサービス IoTを活用した
マンゴー栽培の 実証実験
KDDI、
沖縄セルラー電話、 株式会社スカイディスク、 国立大学法人琉球大学
IoTを活用し、マンゴーハ ウス内の栽培状況を監 視する実証実験に参加 注 2016年10月12日現在、KDDI総合研究所調べ
■.社会イノベーションの考え方
社会課題が多様化・複雑化するなか、KDDIは事業を通じた社会課題の解決 へ貢献していくため、KDDIのノウハウを生かしながら、さまざまなステーク ホルダーと協働で取り組みを進めています。
■.社会イノベーション事例①:スマートブイによるスマート漁業実証実験 KDDI総合研究所は、一般社団法人東松島みらいとし機構(以下、HOPE)と 協働で、定置網漁業の安定化・効率化を目的としたスマート漁業実証実験を 行いました。本実験ではスマートブイ(注1)を海上に設置し、その長期運用性や 得られるデータの有用性を評価しました。高齢化が進む第一次産業である 漁業における若年就労者層の増加と地元企業の参画による新しいIoTデバ イス関連産業の創出を試みるものです。
本実験は総務省・身近なIoTプロジェクト「海洋ビッグデータを活用したスマ ート漁業モデル事業」のスマートブイ開発の一環として実施しており、今後 は、スマート漁業モデル推進コンソーシアムの参加メンバー(注2)とともに、本
■.その他のプロダクトイノベーション事例
取り組み 内容
アジャイル開発教育 プログラムの提供
IoTビジネスなどを素早くスモールスタートできる「ス クラム」(注)の手法に準拠したアジャイル開発教育プロ グラム
「KDDI IoTクラウド Creator」
アジャイル開発手法を用い、IoTビジネスにおける開 発から構築、運用開始から作業までを徹底的にサポー トするサービス
注 Scrum Inc.社のDr. Jef Sutherlandが提唱したアジャイル開発の手法のひとつ
取り組み 開発組織 内容
「KDDI IoTクラウド
~トイレ節水管理~」 KDDI
IoTを活用しトイレ各個室の水量データ を監視し、従来比40~50%(注)の節水に つなげるサービスを開発
トライブリッド基地局 KDDI
商用電力、太陽光パネルによる発電、深夜 電力により蓄電池に充電された電力を時 間ごとに効率よく供給する電力制御技術 を開発
ガンジスカワイルカの
生態調査 KDDI
海底ケーブル点検用に開発した水中ロボ ットの音波・音響技術により、ガンジス河 に生息する絶滅危惧種「野生のカワイル カ」の生態調査を実施
注 バルブメーカーの実績値をもとに算出した想定値
■.その他の環境イノベーション事例
■.プロセスイノベーションの考え方と取り組み
急速に変化する市場に対応する開発手法として、製品やサービスを提供する 業務プロセスを根本的に刷新するプロセスイノベーションが着目されてい ます。KDDIは、2013年から自社でアジャイル開発の取り組みを始めており、
「KDDI Business ID」や「auでんきアプリ」といった、アジャイル開発を用 いたサービスを提供しています。2016年10月には、社内横断で開発スピー ドを加速させていくことを目的にアジャイル開発センターを設立、製品・サー
ビスの提供スピードや価値を高めています。
■.その他のプロセスイノベーションの取り組み事例
基地局建設における 生物多様性への配慮
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絶滅危惧種「ガンジスカワイ ルカ」の生態調査
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